オーバーフロー水槽のメリットとデメリット

こんにちは、かずぽんです

シーちゃん

外部フィルターからオーバーフロー水槽にしたいけど、何が良いの?デメリットは無いの?

と悩んでいませんか?

海水魚やサンゴをながく飼っているベテランの人はオーバーフロー水槽をよく使っています

オーバーフロー水槽にはメリットがたくさんあります

オーバーフローのメリット
  • ろ過能力が高い
  • メンテナンスがしやすさ
  • 自由にカスタマイズできる
かずぽん

オーバーフロー水槽を約10年使用してきて、私が思うメリットやデメリットもあるので詳しく書いていきます

目次

オーバーフロー水槽のメリット

350✕220✕280オーバーフロー水槽

私が思うオーバーフロー水槽のメリットはこんな感じです

  • 水質が安定する
  • 水槽の見た目がスッキリする
  • 水槽の水位が変わらない
  • ろ過槽1つで複数の水槽を連結できる
シーちゃん

外部フィルターとは違うメリットがありそうだね。詳しく教えて

水質が安定する

自作ろ過槽30cmキューブ水槽

水質の安定がオーバーフロー水槽の最大のメリットです

水質の安定
  • 水質が悪くなりにくい
  • 水温の変化が少ない
  • 水換えの時、本水槽の変化が少ない

お魚たちは水質の変化に敏感なので、できるだけ水質の変化が少ない環境を作ることが大切です

急に水質が変わるとお魚たちにストレスがかかり、病気になったり隠れて出てこなくなったりすることがあります

かずぽん

水質の安定によりお魚たちのストレスが減り病気になりにくい元気な体を維持できるよ

ろ材がたくさん入れられる

オーバーフロー水槽のろ過槽は30cmの小さいものでも外部フィルターにくらべて何倍ものろ材を入れることができます

かずぽん

ろ過槽を大きくすれば、お魚の飼える数も増やすことができるよ

水量が増える

コトブキSV5500外部フィルター

外部フィルターの水量は大きいもので5Lぐらい

オーバーフローのろ過槽は私の使ってる30cmの水槽でも20L以上は水が入るので

水量は外部フィルターの4倍になります

かずぽん

ろ過槽が大きいほど水量が増え、水質の変化や水温の変化が遅くなるから水質の安定につながるよ

水換えの時、ろ過槽で完結できる

本水槽の水はそのままで、ろ過槽の水だけを換えれるので

お魚をびっくりさせることなく水換えができます

かずぽん

ろ過槽の中で前の海水と混ざった状態で本水槽に新しい海水が入れられるので変化が少なく安定するよ

水槽の見た目がスッキリする

機材やパイプなどが水槽の中や周りにあるとごちゃごちゃして見た目が悪いですよね?

オーバーフロー水槽ならプロテインスキマーやヒーターがろ過槽に入れられるので水槽の見た目がスッキリします

メンテナンスもろ過槽で出来るので、お魚への影響も少なくなるので良いですね

ろ過槽はごちゃごちゃしてても前フタを閉めれば見えないので外観をそこないません

水槽の水位が変わらない

オーバーフロー水槽の配管は、水が水面からろ過槽に落ちる仕組みになっているので

基本的には水位が変わりません(ポンプを止めると少し下がる)

水位が変わらないので水槽の上の方までライブロックを組めたりサンゴなども置けます

さらに水面から水が落ちることによって水面に汚れが残らないので、外部フィルターの時におこっていた水面の汚れがなくなります

かずぽん

水面がライトに照らされてキラキラになるので見た目もすごく良いよ

ろ過槽1つで複数の水槽を連結できる

2つの水槽を1つの濾過槽で管理

ろ過槽にポンプを2つ入れれば2つの水槽が回せます

1つはお魚水槽で、もう1つはサンゴ水槽など色々な使い方ができますよ

水質や水温は2つの水槽が同じになるので管理がしやすいのもメリットです

かずぽん

しかも水換えはろ過槽1つだけでいいので楽ちん

オーバーフロー水槽のデメリット

メリットをたくさん紹介しましたが、もちろんデメリットもあります

購入する時はこのデメリットも頭の中に入れておきましょう

  • 価格が高い
  • 水槽を気軽に動かせない
  • 配管の知識が必要
  • 音がうるさい

価格が高い

60cm水槽の場合

水槽単体だと¥4000ぐらいで買えますが、オーバーフロー水槽の場合¥20000ぐらいはします

さらに外部フィルターだと¥10000ぐらいで買えるのに、オーバーフローのろ過槽とポンプとろ材など合わせると安くても¥30000ぐらいにはなると思います

外部フィルターとくらべるとオーバーフロー水槽の設備はかなりお金がかかります

シーちゃん

初期費用はかなり高いね

水槽を気軽に動かせない

オーバーフロー水槽は配管が水槽の下に付いているので、台と一緒に動かす必要があります

60cm水槽で水を半分以下にして、ろ過槽を外して運ぶのに大人の男性2人で必死です

引っ越しやリフォームなどがないかぎり水槽の移動はしないほうがいいですね

水槽を置く場所は、考えてから置きましょう

シーちゃん

動かすことはないと思うけど、引っ越しのとき大変そうだね

配管の知識が必要

オーバーフロー水槽はホースや塩ビパイプで配管をしないといけません

はじめて設置する場合ショップに相談するか、ネットで調べまくる必要があります

シーちゃん

配管は難しそうだね

音がうるさい

オーバーフロー水槽はかなり大きな落水音がします

何も対策していないと寝室にはまず水槽を置けないレベルです

私は配管の上にフタをして、さらに水槽のフタを全面にスキマなくしています

それでも外部フィルターにくらべたら、かなり大きな音がします

置き場所や対策はよく考えましょう

シーちゃん

対策はしっかりしないと大変だね

まとめ

今回はオーバーフロー水槽のメリットとデメリットを書いていきました

メリット
  • 水質が安定する
  • 水槽の見た目がスッキリする
  • 水槽の水位が変わらない
  • ろ過槽1つで複数の水槽を連結できる

最大のメリットは水質の安定です

安定は安心につながります

良い環境でお魚達を飼いましょう

デメリット
  • 価格が高い
  • 水槽を気軽に動かせない
  • 音がうるさい

デメリットは音ですね

慣れてない時はかなり気になりますよ

今、流行ってるリーファーなどは音が静かで良いオーバーフロー水槽です

みなさんも興味あればオーバーフロー水槽にしてみてはいかがでしょうか

シーちゃん

お魚たちに良い環境を作ってあげたいから検討してみる

かずぽん

メリットとデメリットを理解して検討してみてね

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